烏龍茶の故郷は福建省の東北部にある武夷山山系で古くから製茶の里として知られていたようです。昔から中国では薬として飲用されてきました。中国茶には400種類以上の有機化合物が含まれているといわれています。
代表的なものが「カテキン(悪玉コレステロール減少など)」・「タンニン(解毒、アルコール溶解作用など)」・「葉緑素(ビタミンCを含みコレステロール減少効果など)」それに茶葉を半発酵して作られた烏龍茶には「ウーロン茶ポリフェノール」｛アミノ酸(老化防止効果)・カフェイン(利尿作用、疲労回復)・フッ素(虫歯や歯槽膿漏の予防)｝が含まれています。
クリアな茶色、コクと渋みが特長です。抽出時間は1分前後。召し上がる際には温度の低下を出来るだけ抑える為に、茶器を暖めて置くことが重要です。一煎ごとにお湯を出し切ることも大事。長時間、茶葉を浸からせると新鮮な甘味がなくなり渋みが増してしまいます。紅茶同様、「エライ！」と言いたくなるような中国茶。体に良い物は毎日飲み続ける事が大切ですよね。
